CEATEC JAPAN 2017 ニューメディア開発協会 関連ブースの主な内容
一般財団法人ニューメディア開発協会は、2017年10月3日から6日まで、幕張メッセ(千葉県千葉市)にて開催された「CEATEC JAPAN2017」に出展いたしました!
1.社会・街エリア(C020)
展示内容:マイナンバーカードのJPKI機能を活用したスマート端末(開発中)他
来年度から病院等において、マイナンバーカードを使った保険資格確認が段階的に運用されるのに先立ち、マイナンバーカードの高度なJPKI(注)機能を利用するためのスマート端末を試作開発しています。このスマート端末では、地方公共団体情報システム機構で定める特定機関認証の仕組みを実装することで、オフライン環境下においてもマイナンバーカードとスマート端末間で相互認証を行うことができるようになり、利便性を向上することができます。また、この仕組みを応用した受診履歴管理サービスを提案するとともに、プロトタイプの開発実証に取り組んでいます。
注)JPKI:公的個人認証サービス
開催期間を通じて、多くの方々に当協会のブースにお立ち寄りいただき、試作開発へのご理解をいただくとともに、貴重なご意見も拝聴できました。心より御礼申し上げます。
◇東工大デモシステム(医療保険資格確認を活用した受診記録情報生成・受診履歴管理を利用した医療情報の参照)パンフレット(表・裏)
この事業は競輪の補助を受けて、実施しています。
2.上記に関連したセミナー:10月5日(木)11:30~12:30 国際会議場3階301会議室
「公的個人認証サービスを活用した個人健康医療情報管理について」
我が国政府は医療機関窓口での医療保険のオンライン資格確認を2018年度から段階的に運用開始することとしており、その際の本人確認には公的個人認証サービス(JPKI)を用いることが想定されています。JPKIを応用することにより「誰が・いつ・どの医療機関を受診した」という電子的な証跡を生成することが可能となることから、これを個人健康医療情報の管理につなげる新たな仕組みについてご紹介しました。
講演者 東京工業大学 科学技術創成研究院 社会情報流通基盤研究センター 准教授
(ニューメディア開発協会『生涯健康管理に関する研究会」委員)
小尾 高史 氏
CEATEC コンファレンス
MED-1 公的個人認証サービスを活用した個人健康医療情報管理について(PDF)小尾先生ご講演a
当日セミナー会場は、ほぼ満席の盛況でした。
さらにセミナー後には多数の方々に上記1.展示ブースにお立ち寄りいただき、実例をご覧いただきました。
3.IoTタウン ベンチャー&ユニバーシティコーナ
平成29年度 地域中核企業創出・支援事業(東北経済産業局、近畿経済産業局、中国経済産業局)に関連する魅力的な中小企業ソリューションをご紹介しました。
展示内容詳細(PDFファイル) IoTソリューションのご紹介
東北経済産業局殿、近畿経済産業局殿ならびに中国経済産業局殿からの委託事業(平成29年度「地域中核企業創出・支援事業」)を通して、当協会が支援している企業から計14社が出展し、それぞれ企業の製品に対し多くのご来場の方々にご興味をお持ち頂きました。
また、『CEATEC AWARD 2017』において、本AWARD最高賞のひとつである総務大臣賞を、IoTタウンに出展したマゼランシステムズジャパン(株)の「次世代準天頂衛星対応多周波マルチGNSS高精度受信機開発」が受賞しました。
【マゼランシステムズジャパン(株)がCEATEC AWARD 2017総務大臣賞を受賞】
〇IoTタウン(出展2社)
ウエストユニティス(株)
マゼランシステムズジャパン(株)
〇ベンチャー&ユニバーシティーコーナー(出展12社)
(株)フォルテ、(株)東杜シーテック
(株)アクトラス
(株)木幡計器製作所、(株)ベルチャイルド
(株)ズームス
(株)プロアシスト、(株)神戸デジタル・ラボ
ジーワン(株)
【CEATEC JAPAN 2017 概要】
会期:2017年10月3日(火)~10月6日(金) 4日間 10:00~17:00
会場:幕張メッセ(国際展示場 展示ホール) 千葉市美浜区中瀬2-1
主催者ホームページ http://www.ceatec.com/ja/
一般財団法人ニューメディア開発協会CEATEC出展事務局 seika2017@nmda.or.jp
以上