2021年度、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)から受託していた「インターネット安全教室」を無事終了しました。「インターネット安全教室」とは全国の一般ホームユーザーと教育関係者を対象に、インターネット安全の基礎知識の向上を図るため10年以上にわたりIPAが開催してきたものです。
当協会はシニア情報生活アドバイザーとシルバー人材センターで培ったネットワークを生かし、また関係の深かった一般財団法人インターネット協会とも連携して、シニア層および学校・警察ルートをターゲットとした提案を行い、競争入札の結果、新たに受託したものです。
今年度はコロナ禍にもかかわらず、「教育関係者向け」を計50回で受講者2,450名以上、「ホームユーザー向け」を計54回で受講者1,080名以上の規模で「インターネット安全教室」を催行しました。これはウェビナーおよび動画配信をフル活用したもので、新たなセミナーの在り方を実践できたものと考えています。また、これまで手薄だったシニア層からのアプローチは新しい普及啓発の形を提示できたと考えています。
今年度の「インターネット安全教室」は3月をもって終了しましたが、事業自体は来年度以降も継続していくものと思われます。今年度の反省を踏まえて、新たなアプローチを検討していきます。